台湾の国家通訊伝播委員会が2Gサービスの終了を告知
- 2016年12月09日
- 海外携帯電話
台湾の政府機関で電気通信分野を管轄する国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)はGSM方式による2Gサービスの終了を重要公告として告知している。
行動通信業務管理規則第32条第3項の規定により、台湾の移動体通信事業者が保有する行動電話(2G)業務特許執照が2017年6月30日に満期を迎える。
行動電話(2G)業務特許執照はGSM方式のライセンスを指しており、2017年7月1日からはGSM方式のネットワークを停波し、2Gサービスの提供が不可となる。
これまでより台湾では2017年6月30日をもって2Gサービスを終了することが決まっていたが、国家通訊伝播委員会は2Gサービスの終了に関する特設ページを開設して周知を本格化した。
2Gサービスの利用者は3Gサービスまたは4Gサービスにアップグレードするよう案内しており、2Gサービスからのアップグレード向けプロモーションに関しては移動体通信事業者に問い合わせるよう連絡先を掲載している。
なお、台湾ではChunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)の3社がGSM方式のネットワークを運用しており、3社とも2017年6月30日に2Gサービスを終える予定である。
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