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マカオ初のApple StoreとなるApple Galaxy Macauを訪問



米国のAppleがマカオ特別行政区に開設したApple Store、「Apple Galaxy Macau (Apple 澳門銀河)」を訪問した。

Apple Galaxy Macauはマカオ特別行政区では初めてのApple Storeとなり、2016年6月26日より営業を開始している。

マカオ特別行政区ではApple製品の人気が比較的高く、特にiPhoneシリーズのスマートフォンは見かける機会も多い。

これまでマカオ特別行政区では携帯電話事業者を含めた代理店を通じてApple製品を正規販売しているが、ようやく直営店が開設された。

Apple Galaxy MacauはNEW GALAXY ENTERTAINMENT (新銀河娯楽)が運営するGALAXY MACAU (澳門銀河)の時尚匯購物中心に入居している。

GALAXY MACAUはマカオ国際空港(MFM)、アウターハーバーフェリーターミナル、タイパ臨時フェリーターミナル、その他の主要なホテルから無料の直行シャトルバスが運行されており、交通アクセスは非常に便利である。

Apple Galaxy MacauはGALAXY MACAUのグラウンドフロアと1階、日本的には1階と2階に入っており、Apple Storeの特徴的なガラスの螺旋階段でグラウンドフロアと1階がつながれている。

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Apple Galaxy Macauの外観。

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Apple Galaxy Macauの螺旋階段を上がったところ。

広々としたスペースであるため、酷く混雑することはなさそうに感じた。

訪問時はグラウンドフロアの入口付近のみ少し混雑していたが、ゆっくりとApple製品を触ることができた。

軽く顧客の関心が示す製品をチェックしていると、iPhoneシリーズのスマートフォンやApple Watchシリーズのスマートウォッチの関心が高いようだ。

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グラウンドフロアの入口付近にはiPhoneシリーズのスマートフォンやApple Watchシリーズのスマートウォッチが並べられている。

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上階には暇そうにしているスタッフも少なくなかった。

Apple Galaxy Macauに展示されているApple iPhone 7とApple iPhone 7 Plusの型番を確認すると、Apple iPhone 7はA1660、Apple iPhone 7 PlusがA1661である。

A1660とA1661にはGSMモデルとCDMAモデルが存在するが、実はマカオ特別行政区ではCDMAモデルが販売されている。

マカオ特別行政区の携帯電話事業者4社のうち、China Telecom (Macau) (中国電信(澳門))が第3世代移動通信システム(3)としてCDMA2000方式を採用するため、マカオ特別行政区ではCDMAモデルを販売する必要がある。

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Apple Galaxy Macauで展示しているApple iPhone 7 (左)とApple iPhone 7 Plus (右)。

先述の通りApple製品はマカオ特別行政区で人気が比較的高いが、スタッフによると中国本土から訪問する客も多いという。

香港特別行政区版はCDMA2000方式に非対応であるが、マカオ特別行政区版は中国本土版と同様にCDMA2000方式に対応しており、またマカオ特別行政区では中国本土とは異なり増値税がないため少し割安に買える。

広東省と比較的経済レベルが高い都市に住む中国本土の国籍者は査証なしでマカオ特別行政区に渡航可能であり、ある程度は経済的に余裕のある層が遊ぶついでにApple製品を購入していくようだ。

なお、Apple Galaxy Macauの営業時間は土曜日と金曜日が10時~23時59分(中国標準時)、土曜日と金曜日以外が10時~22時(同)である。

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