日本向けにHUAWEI Mate 9を発表、日本で3CC CAを利用可能で約6万円
- 2016年12月13日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)の日本法人であるHuawei Technologies Japan (華為技術日本)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「HUAWEI Mate 9」を日本向けに発表した。
Huawei Technologiesがフラッグシップとして展開するスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 5.0を導入している。
チップセットは64bit対応のHiSilicon Kirin 960である。
CPUはクアッドコアのARM Cortex-A73とクアッドコアのARM Cortex-A53で計オクタコア、GPUはARM Mali-G71 MP8となる。
CPUの動作周波数はARM Cortex-A73が最大2.4GHz、ARM Cortex-A53が最大1.8GHzとなっている。
ディスプレイは約5.9インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載しており、画素密度は373ppiである。
2.5Dカーブガラスを採用し、フロントパネルは淵が丸みを帯びた形状に仕上げられている。
カメラはリアに光学手ブレ補正に対応した約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサと約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアはデュアルカメラで約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがモノクロセンサ、約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがカラーセンサとなる。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術が導入されている。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B9)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B17/B28/B29) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、日本国内では3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を利用できる。
日本国内におけるキャリアアグリゲーションの組み合わせは2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)がCA_1A-8A、CA_1A-19A、CA_3A-19A、3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーションがCA_1A-3A-8Aで、通信速度は下り最大262.5Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
プライマリのSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、セカンダリのSIMカードではW-CDMA方式で同時待受が可能である。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBとなる。
外部メモリを利用可能で、microSDカードスロットを備える。
電池パックの容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
高速な充電を実現するHUAWEI SuperCharge技術を導入している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションはシャンパンゴールドとムーンライトシルバーの2色展開である。
日本では2016年12月16日より販売を開始する予定で、市場想定売価は60,800円(税抜)に設定されている。
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