経営破綻したOiが東ティモールの携帯電話事業者Timor Telecomの売却許可を申請
- 2016年12月14日
- 海外携帯電話
ブラジルのOiは東ティモール(ティモール・レステ)の移動体通信事業者であるTimor Telecomの売却許可を申請したことが分かった。
Oiはリオデジャネイロの裁判所にTimor Telecomの売却許可を申請しており、2016年12月13日付けでサンパウロ証券・商品・先物取引所を通じて公示した。
Timor Telecomの売却に関してOiとInvestel Communicationsが交渉中で、Investel Communicationsは3,600万米ドル(約40億円)でTimor Telecomを取得する計画をOiに提案したという。
Oiが直接的に出資する完全子会社のPT Participacoesは直接的および間接的にTimor Telecomの株式44.17%を保有するため、Oiは間接的にTimor Telecomの株式44.17%を保有する状況にある。
ただ、Oiは2016年6月にブラジル史上最大規模の負債を抱えて会社更生手続きの適用をリオデジャネイロ州の裁判所に申請しており、事実上の倒産となった。
これにより、Oiは資産の売却などにはブラジルの関連当局による承認が必要となったため、OiがTimor Telecomを売却するためには許可の取得が必要である。
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