ブラック・ナザレ祭の開催に伴いフィリピンのマニラ首都圏で携帯電話の電波を一時的に停波
- 2017年01月09日
- 海外携帯電話
フィリピンの移動体通信事業者であるGlobe TelecomおよびSmart Communicationsはマニラ首都圏で携帯電話の電波を一時的に停波することを明らかにした。
フィリピン国家警察およびフィリピンの政府機関で電気通信分野を管轄するNational Telecommunications Commission (NTC)の要請により、カトリック教会の宗教行事であるブラック・ナザレ祭の開催中はマニラ首都圏に限定して携帯電話の電波を一時的に停波する。
ブラック・ナザレ祭は2017年1月9日の朝から夜まで開催される見通しで、その間はマニラ首都圏において携帯電話サービスを使えないことになる。
フィリピンは国民の大多数がキリスト教を信仰しており、特にカトリック教会の比率が高い。
過去にもフィリピンではカトリック教会の宗教行事では携帯電話の電波を停波しており、フィリピンでは珍しい対応ではなくなっている。
大規模な宗教行事に合わせてテロが発生する懸念もあり、保安上の理由で携帯電話の電波を一時的に停波すると説明している。
なお、Smart Communicationsとネットワークを統合したDigitel Mobile Philippinesの加入者も影響を受ける。
Smart Communications
Globe Telecom
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