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独断と偏見で選んだ2013年のスマートフォンBest 10



独断と偏見で2013年のスマートフォンBest 10を選出してみた。
一応、年末らしい記事もアップしておこうかと^^
様々なスマートフォンに出会った2013年、選出理由は超主観的なものも多いので適当に読んでいただければと。
1位 Google Nexus 5
日常生活において快適に使えた。
ワールドワイドで使えるマルチバンドLTE、下り最大150MbpsのLTE UE Category 4、Qualcomm Snapdragon 800による軽快な動作、案外と良いカメラの画質、持ちやすいサイズ、スペックの割に安価な価格といったところを高評価した。片手でも余裕で扱えて、動作面や通信面で高いパフォーマンスを見せてくれたことで、日常生活において快適に使えたことが最大の理由。
あまり期待していなかったカメラもまずまずの画質で、良い意味で期待を裏切ってくれた。NTT docomoのXi 150Mbpsエリアでは実測値が100Mbpsを超えることもしばしばあり、自宅がXi 150Mbpsエリアになってより広範囲で快適に使えるようになったことも評価を押し上げた。SIMフリーでマルチバンドLTEということなので、海外でも活用したいところ。また、LTE接続バンドの表示が可能である点は、個人的に評価は大きい。そして、Android 4.4.x KitKatをいち早く楽しめるメリットもあるでしょう。
これだけのパフォーマンスを見せてくれるスマートフォンを安価で購入できたのは経済的にあまり余裕がない私にとっては嬉しかった。記事執筆時点ではメインとして使っているスマートフォンで、本当に買って良かったと思っている。
型番はLG-D820とLG-D821の2種類が存在しており、LTE B3を使いたいためにLG-D821を選んだが、もしLG-D820を選んでもLTE B19や実質LTE B41のAXGP及びWiMAX Release 2.1を使えて遊べる点も評価に含めている。
デザインがダサいことや、電池持ちが良くない点は残念に感じた。
2位 OPPO N1
変態要素は飽きさせない。
好みが分かれそうなColor OSに古いQualcomm Snapdragon 600を搭載、Color OSはともかくQualcomm Snapdragon 600はマイナス点でしょう。
しかし、206度の回転式カメラ、背面タッチパッドのO-Touch、遠隔操作が可能なO-Clickといった要素が詰め込まれている点はOPPO N1ならではの魅力である。206度の回転式カメラは通常では撮影が難しい角度でも撮影することを可能とし、高画質な唯一のカメラをフロントカメラとしても使える。デュアルLEDフラッシュと一緒に回転する構造となっている点や、明るく綺麗に撮れるカメラは当然ながら評価している。O-Touchはスクロールやページ捲りや写真の撮影に使うことが可能で、想定よりも高い頻度で使っている。O-ClickはBluetooth接続で遠隔操作を行うアクセサリで、遠隔操作で写真の撮影をすることも可能で、スマートフォンの楽しみを広げてくれる面白いアクセサリと感じた。ただし、悪用はしないように。
筺体が大きすぎたり、デザインが好みではなかったり、動作面では他社に及ばなかったり、LTEに非対応と、ダメダメな部分も多いが、OPPO N1の発表会に招待してくれた点を考慮して贔屓目に見ている。航空券、高級ホテル、高級料理まで用意してくれたので、かなり贔屓目に見ていることは重ねて申し上げておく。
超個人的なことではあるが、発表会後は海外を拠点に活動する業界の主要な人物との対談も実現し、非常に良い経験なったと感じている。
3位 Sony Xperia Z Ultra
絶妙なサイズ。
約6.44インチというディスプレイは実機を手に取るまで良くも悪くもあまりイメージが湧かなかったが、実際に触ってみると絶妙なサイズに感じた。筺体は他の一般的なスマートフォンに比べると大きいが、薄い筺体に他のスマートフォンにはない大きなディスプレイを搭載することは、Sony Xperia Z Ultraの魅力である。
某移動体通信事業者が中止にしたこともあり、2013年中に日本市場で姿を見せることはなかったが、海外からの輸入が多くて触る機会も非常に多かった。
Qualcomm Snapdragon 800を搭載して高いパフォーマンスを見せていることは当然ながらポイントは高い。通信速度は出にくい印象であるが、下り最大150MbpsのLTE UE Category 4に対応して十分に使える速度を出していたところは評価したいところである。
カメラの性能が微妙なことや、日本市場での登場が2014年になる点は残念に感じる。
4位 Apple iPhone 5s
無難な選択肢。
諸事情でApple iPhone 5sを数週間使う機会があったのであるが、質感が良いデザインに初めてでも簡単に使える無難なスマートフォンと感じた。まともにiOSの端末を使うのは初めてであったが、Android端末のような面白味はないものの、普通に良い端末と思った次第である。
普段は5インチ以上のディスプレイの端末をメインで使っているせいもあるためかディスプレイが窮屈に感じ、またAndroidに慣れているせいでついついクリアキー等が欲しくなったりした。
LTE UE Category 4の端末が増える中でLTE UE Category 3なのは残念な点で、特に行動範囲ではLTE UE Category 4の恩恵を受けていたりスピードテストが趣味な私にとってここは大きなマイナス点。接続バンドの表示や帯域幅が分かるのは評価したいところではあるが。
日本最大の移動体通信事業者であるNTT docomoが取り扱いを開始、中国最大で世界最大でもあるChina Mobile(中国移動)が取り扱いを発表、日米ではSIMフリー版も販売を開始したりと、話題になることも非常に多かった。これまではiPhoneシリーズが苦戦していた中国市場や韓国市場でも一定の成果を残している点は評価したい。
5位docomo Xperia A SO-04E
バランスが良く結果を残した。
決してスペックは高くなく、むしろスペックだけでは2013年の夏モデルの中では少々劣っているようにも感じた。ただ、普通に使用する上では十分なパフォーマンスを見せており、バランスが取れたスペックで、当然ながら日本独自機能や防水及び防塵にも対応した。また、電池パックを内蔵するスマートフォンが増える中、電池パックの取り外しが可能である点は嬉しいところである。
カラーバリエーションは4色を揃えて展開しており、この辺りも日本人受けが良かったのではと感じるところ。
Xperiaブランドの元で、バランスの良さ、完成度の高さ、日本人受けしそうな戦略で展開し、更にはツートップに選出されたこともあり100万台を余裕で超える好調さを見せた。
スペックに突出した点はなくても、結果的に販売台数では突出して結果を残すことになった。どうしても後発の秋冬モデルが注目されがちになるが、2013年にヒットしたスマートフォンとして忘れてはいけないだろう。
6位 EMOBILE STREAM X GL07S
LTEのスピードテストで145Mbps超を出した。
超個人的な要素が強い選出となるが、趣味のスピードテストで145.12Mbpsを出したことが最大の理由。日本初どころか世界初のLTE UE Category 4対応スマートフォンでもあり、いち早く市場に登場してきたことも評価したい。
元々はこのスマートフォンに速度なんて全く期待していなかったが、良い意味で大きく期待を裏切った。NTT docomoがLTE B3を試験運用している鷺沼にわざわざ赴き、145Mbps超を記録したのは良い思い出である。
新品の白ロムを1万円台半ばで購入し、大阪でのスピードテストでは120Mbps以上を連発したりと、十分に遊べたと感じている。電波の掴みに癖があることや、動作面が微妙すぎる点は当然ながらマイナス点ではあるが、このスマートフォンにそれは期待していないし、購入価格からもその辺りは割り切った。
日本で最初のLTE UE Category 4対応スマートフォン、LTE B3のみ対応なので事実上のLTE B3固定、そして想定外の速度が出たということがこのスマートフォンを評価したところである。
7位 OPPO Find 5
中国メーカーの恐ろしさを感じた。
発表当時は高いスペックで世界に驚きを与えた。中国メーカーと言えば安かろう悪かろうというイメージが少なからずあったが、そのイメージを払拭してくれた。
質感の高い筺体を採用し、高品質なディスプレイやカメラを搭載、そして良い期待以上の性能を見せてくれた。これまでに複数の中国メーカーのスマートフォンを使ってきたが、その中でも突出して完成度が高く、改めて中国メーカーに注目する契機となった。
LTEに非対応な点は残念であるが、当時は十分なスペックとパフォーマンスで衝撃を与えてくれた。
中国では関係者すら入手が困難になるのほど品薄となり、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsが本社を置く広東省に持って行った際は周囲からジロジロ見られていた。
中国メーカーを侮れないなと感じさせてくれたスマートフォンで、2台も所有するほど気に入っている。
8位 AQUOS PHONE Xx 302SH
近未来的な3辺狭額縁の全身大画面。
発表された時は画面占有率よりも3辺狭額縁に衝撃を受けた。正直、凄いと思った。画面占有率は更に高いスマートフォンもあり、ディスプレイサイズが大きくなるほど画面占有率を高くしやすいので無視しておく。
3辺狭額縁設計を採用することで、これまでにない近未来的なデザインとなり新鮮味を感じた。上辺のベゼルを狭くしたことでフロントカメラが下に移動し、少々使いにくい部分もあるとは思う。3辺の狭額縁設計は使いやすさを無視した開発者のエゴかもしれないが、そういうところはあっても良いんじゃないかなと思う。
基本的なスペックも高く、Hybrid 4Gに対応している点も評価したい。SoftBankから出ていることが残念である。
9位 SoftBank DIGNO R 202K
防水スマートフォンで世界最軽量。
質量が約94.0gと100gを切る軽さのスマートフォンである。持った瞬間、その軽さに衝撃を受けたのを覚えている。スマートフォンの大型化と共に、重いスマートフォンも増えている。
そんな中で決して低スペックではなく十分なスペックを保ちつつ、約94.0gを実現したことは凄いと思う。
防水に対応したスマートフォンとしては世界最軽量という。薄さを強調するスマートフォンは多いが、軽さを強調するスマートフォンはあまり多くないように感じる。筺体が軽いと持ちやすさや操作性も繋がると思うので、軽さを追求したスマートフォンも大切にしたいところである。
デザインはあまり好きではなかったが、軽さだけではなく横幅を約60mmに抑えてラウンドフォルムを採用したりと、軽さ以外にも持ち心地を良くするための工夫があることも評価したい。
SoftBankでなければ、という声も多かったはず。あと、KYOCERAのAXGP対応スマートフォンはAXGP接続時のステータスがLTEではなくAXGPと表示されるところが好き。
10位 docomo MEDIAS W N-05E
インパクトだけは残した。
やはりこのスマートフォンの特徴はクラムシェル式の筺体に2枚のディスプレイを搭載したことでしょう。
生産台数が少なかったこともあり、販売台数は決して多くなかったが、変態端末としてインパクトを残したことは間違いないだろう。
結果もインパクトも残せないスマートフォンは多いが、そんな中インパクトだけでも残したのは評価したいところ。

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“独断と偏見で選んだ2013年のスマートフォンBest 10” への2件のフィードバック

  1. LTE-X より:

    SECRET: 0
    PASS:
    概ね納得できるラインナップですね。
    私が個人的に1番よかったと思うのがSony Xperia Zですね。
    特に国内市場では全体的にプラスチックでラウンドフォルムという無難なデザインの端末が多かった中であのデザインはインパクトがありました。
    ZでSonyの世界観を上手く表現できたことが、今のスペック横並びの中でZ1が頭ひとつ抜き出た人気を誇ることに繋がったと思いました。

  2. ぱおぱお より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >LTE-Xさん
    Xperia ZやXperia Z1は確かに良かったと思います。
    ただ、最新の端末やハイエンドの端末に注目が集まる中で、しっかりと結果を出したXperia Aも忘れてはいけないと思い、あえてXperia Aを選出しました。

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