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サムスン電子、回収済みGalaxy Note7を電池交換して再生品として再販か



韓国のSamsung Electronicsはスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」を再販する可能性が浮上した。

韓国メディアによると2017年6月よりSamsung Galaxy Note7を再販する計画で、2017年5月までにSamsung Galaxy Note7の再販に向けた準備を完了させるという。

販売中止に追い込まれたSamsung Galaxy Note7の爆発事故は電池の欠陥と結論が出されており、問題のない電池に交換したSamsung Galaxy Note7を再販すると伝えられている。

また、電池容量は3500mAhから3000~3200mAhに減る模様である。

インドやベトナムなど新興国を中心として、外装と電池を交換したSamsung Galaxy Note7を再生品として販売するという。

当初、Samsung Electronicsは回収したSamsung Galaxy Note7を破棄する方針を示していたが、環境保護団体などから安易な破棄に対する批判が噴出したため破棄を見送っていた。

韓国の政府機関である環境部も安易な破棄には反対を表明しており、破棄の方法によっては課徴金を命じる可能性も示唆していた。

Samsung Electronicsは世界でSamsung Galaxy Note7の販売を中止し、販売済みの個体は回収に努めた。

販売した306万台のうち98%程度が回収済みで、20万台は爆発事故の社内調査に使用し、各国の外部機関へ提供した個体や破損した個体を多めに考慮しても、再販可能な個体は少なくとも250万台は存在すると見込まれている。

Samsung Electronicsは回収したSamsung Galaxy Note7を再販することで、損失を最小限に抑える狙いがあるという。

韓国経済新聞

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