NTTドコモ、アジア最速となる下り最大682Mbpsのサービスを開始
- 2017年03月09日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2017年3月9日よりPREMIUM 4Gとして提供しているLTE-Advancedによるサービスを下り最大682Mbpsに高速化した。
LTEおよびそれの拡張方式によるデータ通信サービスとしては日本国内で最速、さらに中東を含めたアジア域内でも最速となる。
まずは東名阪エリアの35都市で下り最大682Mbpsに、東名阪エリア以外の40都市では下り最大632Mbpsに高速化しており、日本の全都道府県における計75都市で下り600Mbps超のデータ通信サービスを利用できる。
高速化の対象エリアは順次拡大予定としており、2017年3月末には約130都市で下り600Mbps超に高速化する計画である。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、256QAMへの変調多値化、4×4MIMOへのMIMO拡張を組み合わせることで、下り600Mbps超の通信速度を実現する。
具体的にはキャリアアグリゲーションの組み合わせはFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)を1コンポーネント・キャリア、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)を2コンポーネント・キャリアを束ねたCA_3A-42Cで、すべてのコンポーネント・キャリアで256QAMを適用、TD-LTE方式の3.5GHz帯の2コンポーネント・キャリアは4×4 MIMOも適用し、東名阪エリアでは通信速度が下り最大682Mbpsとなる。
対応端末としてはNEC Platforms製のモバイル無線LANルータ「Wi-Fi STATION N-01J」を用意しており、2017年3月9日より販売を開始している。
なお、Wi-Fi STATION N-01Jは通信モデムとしてQualcomm Snapdragon X16 LTE modem (MDM9250)を搭載し、LTE DL Category 16およびLTE UL Category 3に対応する。
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