NTTドコモ向けスマホと思われるSGH-N417が技適通過、Galaxy A3 (2017)ベースか
- 2017年03月18日
- docomo-SAMSUNG
総務省の技術基準適合証明または工事設計認証を2017年12月後半に通過した端末が更新された。
NTT DOCOMO向けのSamsung Electronics製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「SGH-N417」が2016年12月26日付けでテュフ・ラインランド・ジャパンを通過したことが分かった。
工事設計認証番号は005-101351。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯も利用可能としており、規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応する可能性が高い。
SGH-N417は未発表端末のメーカー型番である。
通信方式や対応周波数よりNTT DOCOMO向けのスマートフォンとなる可能性が高いと考えられる。
SGH-N417は2016年5月27日にTUVの認証を最初に通過しており、TUVの認証は認定番号を変えて再通過となる。
2016年末にTUVの認証を再通過したため、SGH-N417の開発は継続しており、2017年の夏商戦向けて準備していると思われる。
また、SGH-N417はZauba Technologies & Data Servicesの輸出入管理システムに2016年11月21日付けで登場しており、ディスプレイのサイズは約4.7インチであることが分かっている。
2017年3月6日にはGeekbench Browserの測定結果にも登場し、スペックの一部が判明した。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用し、チップセットは64bit対応のSamsung Exynos 7 Octa (7870)、CPUはオクタコアで動作周波数が1.6GHz、システムメモリの容量は3GBとなっている。
チップセットやディスプレイはSamsung Galaxy A3 (2017)と共通であり、OSのバージョンとシステムメモリの容量が異なる。
SGH-N417はSamsung Galaxy A3 (2017)をベースとしてNTT DOCOMO向けにアップグレードしたスマートフォンとなる可能性も考えられる。
総務省 電波利用ホームページ
Geekbench Browser
Zauba
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