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docomo P-04D レビュー



NTT docomo向けのPanasonic Mobile Communications製W-CDMA/GSM端末「docomo NEXT series P-04D (以下、P-04D)」を触ったので、P-04Dについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。
レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。
筺体は薄くて軽い印象で、とても持ちやすかった。
カラーバリエーションはDEEP PURPLEのみが用意されている。
フロントが黒色で、リアが紫色となっている。
質感はまずまず良い印象だった。
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フロントのナビゲーションキーはタッチセンサ方式である。
配列は左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。
記号の下が光るようになっている。
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リアにはカメラを搭載する。
フォトライトは備えていない。
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欧州や米国の認証もリアに記載されている。
日本の認証は電磁的表示となっていた。
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上の側面。
イヤホン端子やSIMカードスロットを備える。
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横から見たところ。
筺体は非常に薄いことが分かる。
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下の側面。
IMEIが記載されている。
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P-04Dのホームアプリを主に操作した様子を動画で撮影してきたので見ておいてもらいたい。
設定項目では電池劣化度を見ることも可能である。

通知画面は非常にシンプル。
トグルを用意しておいてもらいたかったところだ。
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ストレージの設定を見てみた。
USBストレージは合計容量と空き容量共に11.54GBとなっていた。
内部ストレージの空き容量は1.35GBだった。
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ネットワークの検索を行った。
NTT DOCOMOとJPN EMOBILEとSoftBankの電波を掴んだ。
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P-04Dは多くの言語に対応している。
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タスクビューアを搭載しており、タスクマネージャーの機能を有する。
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マルチタッチは最大で同時に5点まで検出した。
タッチパネルの感度は悪くはなかったが、稀に反応が悪い場面もあったので製品版までに改善してもらいたいところだ。
ディスプレイの発色は有機EL独特の鮮やかな発色をしていた。
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標準ブラウザを操作してみた。
スクロールやピンチ操作はまずまず良かった。
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標準ブラウザのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.5; ja-jp; P-04D Build/GRJ90) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
カメラのUI。
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カメラについては作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大の3264*2448で撮影。
アップした作例は下記の画像をクリックし、更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能。
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複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、Quadrant Standard Editionの4種類である。
NenaMark2では測定途中でフリーズしてしまったので、結果が得られなかった。
AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは4633、Linpack for Androidのマルチスレッド処理のスコアは52.94~54.409、NenaMark1のスコアは48.2、Quadrant Standard Editionのスコアは1592。
スコアは特に高いとは思わないが、解像度等も考慮する必要はあるだろう。
P-04DのFingerprintは下記の通り。
docomo/P_04D/pana2_4d:2.3.5/GRJ90/20120218.085217:user/release-keys
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AnTuTu Benchmarkの詳細な結果。
高負荷が掛からなかったせいか、CPUは800MHzで動いていたようだ。
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P-04Dは技適マークの電磁的表示に対応している。
海外の認証は電磁的表示ではなく、筺体にプリントされる。
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今回レビューしたP-04Dのバージョン情報は下記の通り。
Model number:P-04D
Android version:2.3.5
Baseband version:2012-02-01 14:32 Off.Bld LUD_APX901526_DELIVERY_120201_1119
Kernel version:2.6.35.7+ pmc-android@pana2_4d #1
Build number:12021304_07.0407

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P-04Dは今までのPanasonic Mobile Communications製のスマートフォンでは出来が一番良いと感じた。
タッチパネルの挙動で気になった部分もあったが、全体的に見ると動作は良い方だと感じた。
筺体が持ちやすいサイズに設計されているところも嬉しいポイントだ。
電池容量が1150mAhと少ないところが、実際に使ってみるとどう影響が出るのか気になるところだ。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。

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