NTTドコモがPREMIUM 4Gを788Mbpsに高速化、TD-LTE B42対応スマホも登場
- 2017年05月24日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはPREMIUM 4Gとして提供しているLTE-Advancedによるサービスの通信速度を高速化すると発表した。
2017年8月以降に通信速度を下り最大682Mbpsから下り最大788Mbpsに高速化する。
3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、256QAM、4×4 MIMOを組み合わせて下り最大788Mbpsを実現し、3CC CAの組み合わせはCA_3A-42Cとなる。
FDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)の20MHz幅が1搬送波、TD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)の20MHz幅が2搬送波となり、すべての搬送波で256QAMを適用し、さらにTD-LTE方式の3.5GHz帯の2搬送波には4×4 MIMOが適用される。
3CC CAの組み合わせや適用技術は下り最大682Mbpsと同じであるが、4×4 MIMOの伝送方式の向上に伴う制御信号の低減により、TD-LTE方式の3.5GHz帯の搬送波では通信速度がさらに高速化する。
対応端末はTD-LTE方式の3.5GHz帯およびLTE DL Category 16に対応した端末となり、スマートフォンはGalaxy S8+ SC-03J、Xperia XZ Premium SO-04J、AQUOS R SH-03Jの3機種、モバイル無線LANルータはWi-Fi STATION N-01Jの1機種である。
NTT DOCOMOとしては初めてTD-LTE方式の3.5GHz帯に対応したスマートフォンを投入することになる。
なお、TD-LTE方式の3.5GHz帯はセカンダリおよびターシャリのみとなり、プライマリで使うことは想定しておらず、TD-LTE方式の3.5GHz帯はVoLTEおよびVoLTE(HD+)に非対応としている。
2017年8月以降に基地局側と端末側の両方にアップデートを実施し、下り最大788Mbpsに対応する予定である。
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