UPQ Phone A01X向け電池パックの交換・自主回収を開始、対象台数は6059台
- 2017年07月24日
- Android関連
UPQおよび消費者庁(Consumer Affairs Agency, Government of Japan:CAA)はスマートフォン「UPQ Phone A01X」向け電池パックの交換および自主回収を実施すると発表した。
UPQ Phone A01Xは充電中に焼損する火災が発生しており、第3者機関を通じた解析の結果、電池パックおよび充電制御のファームウェアに原因があると特定された。
なお、UPQ Phone A01Xに関する事故は消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告された重大製品事故が2件で、消費生活用製品安全法第35条1項に該当しない製品事故として製品評価技術基盤機構(National Institute of Technology and Evaluation:NITE)に報告された事故が4件とのことである。
電池制御のファームウェアを改善するアップデートは2017年5月25日より提供しているが、2017年7月24日より電池パックの交換および自主回収を開始する。
対象機種はUPQ Phone A01X、交換対象の電池パックの型番はUPQ-BPA01、販売時期は2015年12月から2016年10月、対象台数は6,059台と案内している。
電池パックのみ交換対象で、交換後の電池パックは型番がUPQ-BPA01Xとなる。
2017年7月24日より自主回収対象の電池パックを返送するための封筒を同封して交換用の電池パックを順次発送するとのことである。
UPQは事故の再発を防ぐために、電池パックの交換および自主回収に協力し、ファームウェアのアップデートを必ず実施するよう求めている。
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