モンゴルにおける2017年Q2の携帯電話加入件数シェアが判明、UnitelがMobicomに迫る
- 2017年10月17日
- 海外携帯電話
モンゴルの政府機関で電気通信分野などを管轄するCommunications Regulatory Commission of Mongolia (以下、CRC)はモンゴルの電気通信分野における2017年第2四半期の統計資料を公開した。
CRCの統計資料より2017年第2四半期末における携帯電話事業者別の加入件数の占有率が判明している。
なお、モンゴルの携帯電話事業者はMobicom Corporation、Unitel、Skytel、G-Mobileの4社で、Mobicom CorporationはKDDIの連結子会社でもある。
2017年第2四半期末における携帯電話事業者別の加入件数は1位がMobicom Corporationで37.54%、2位がUnitelで35.31%、3位がSkytelで15.45%、4位がG-Mobileで11.70%となっている。
前年同期比でMobicom Corporationは41.86%から4.32ポイント減、Unitelは31.09%から4.22ポイント増、Skytelは14.50%から0.95ポイント増、G-Mobileは12.55%から0.85ポイント減となった。
SkytelとG-Mobileは1ポイント未満の増減にとどまるが、Mobicom Corporationは4ポイント以上の減少となった一方で、Unitelは4ポイント以上の増加としており、Mobicom CorporationとUnitelの差が縮小している。
Mobicom Corporationはモンゴルで最初の携帯電話事業者であり、1999年の独占崩壊以降も長らく50%以上の占有率を維持していたが、近いうちにUnitelがMobicom Corporationを抜く可能性もある。
なお、Mobicom Corporationは1996年、Skytelは1999年、Unitelは2006年、G-Mobileは2007年に携帯電話サービスを商用化した。
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