Snapdragon X50 5G NR Modemで5Gデータ接続に成功、2019年前半に5Gスマホを商用化へ
- 2017年10月17日
- その他モバイル端末
米国のQualcommの子会社であるQualcomm Technologiesはモバイル端末向けの通信モデム「Qualcomm Snapdragon X50 5G NR Modem」で5Gデータ接続に成功したと発表した。
5Gデータ接続は米国のカリフォルニア州サンディエゴに位置するQualcomm Technologiesの研究所で実施しており、下りはギガビットクラスの通信速度を達成したとのことである。
周波数は5Gの候補周波数として有力視される28GHz帯のミリ波において、帯域幅は100MHzを使用した。
Qualcomm Snapdragon X50 NR Modemの検証に加えて、5G向けのRFトランシーバであるSDR051 mmWave RF transceiverの検証も実施したという。
さらに、5Gスマートフォンのリファレンスデザインのプレビューも行い、スマートフォンの制約された電力およびフォームファクタにおける5G技術の試験や最適化を検証したとのことである。
28GHz帯の周波数においてQualcomm Snapdragon X50 NR Modemを用いて世界で初めて5Gデータ接続を実現したことは、Qualcomm Technologiesが有する5G研究開発のリーダシップと移動体通信に関する豊富な専門知識を実証したとアピールしている。
Qualcomm Snapdragon X50 NR Modemは2019年前半に商用化される見込みの5Gスマートフォンと5Gネットワークをサポートするという。
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