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台湾の中華電信が周波数オークションで5ブロック取得に成功、公式声明も発表



台湾の移動体通信事業者であるChunghwa Telecom (台湾之星電信)は第3回4G周波数オークションに関して公式声明を発表した。

台湾の政府機関で電気通信分野を管轄する国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)は2017年10月31日から2017年11月3日に第3回4G周波数オークションを実施し、台湾の既存の移動体通信事業者は全社が参加していた。

Chunghwa Telecomは第3回4G周波数オークションに参加した移動体通信事業者としては最多の5ブロック、1ブロックは5MHz幅*2であるため、25MHz幅*2の取得に成功した。

具体的には2.1GHz帯が4ブロック、86億6,500万台湾ドル(約329億円)を投じて20MHz幅*2、1.8GHz帯が1ブロック、22億7,000万台湾ドル(約86億円)を投じて5MHz幅*2、合計で25MHz幅*2の取得に109億3,500万台湾ドル(約415億円)を投じた。

第3回4G周波数オークションに参加した移動体通信事業者としては落札額も最高額となった。

Chunghwa Telecomは周波数オークションの結果を受けて、最も多くのブロックの取得に成功し、周波数資源を最大限に活用すると説明している。

3Gネットワークの維持および4Gネットワークの高度化で完全に活用する方針という。

さらに遠隔地での事業を拡大し、都市部と農村部の格差を縮小させる計画も明らかにした。

なお、取得した1.8GHz帯および2.1GHz帯のライセンスは発給日から2033年12月31日まで有効となる。

Chunghwa Telecom

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