IIJが2018年3月にフルMVNOサービスを開始へ
- 2017年11月07日
- MVNO
Internet Initiative Japan (IIJ)は2017年度第2四半期の決算説明資料などでフルMVNOに関して言及した。
2017年度第2四半期はIoTなどの需要増加を見据えて、フルMVNOの設備構築および開発にも注力したという。
フルMVNOはSIMカードに紐付けられるユーザ情報を管理するデータベースであるHLR/HSSを自社で運用が可能となり、従来のライトMVNOと比較して自由なサービス設計が行える。
また、フルMVNOとなることで独自のSIMカードの調達および発行が可能となり、これから発展が見込まれるIoT分野において組み込み型SIMの提供や課金および開通管理などを自由にコントロールできるサービスの開発を実現できる。
フルMVNOとしてのサービスの開始に向けて、計画通りに設備構築および開発を進めており、2018年3月にサービスを開始する予定と案内している。
新たな取り組みとしてフルMVNOに挑戦し、これまで実現できなかったような多様なサービスや付加価値の高いサービスの開発を進め、個人向けおよび法人向けを両輪にさらなる事業の発展を推進するとのことである。
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