宮城県仙台市のアンデックスがTD-LTE互換の地域BWA高度化方式の免許取得
- 2017年12月19日
- Regional BWA
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の東北総合通信局はAndexに対して地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を2017年12月19日付けで交付したと発表した。
地域BWAの制度に関しては制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWA高度化方式の導入が認められ、地域BWA高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式もしくはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を運用できる。
Andexは5局の無線局免許を取得しており、帯域幅は20MHz幅、中心周波数は2585.0 MHz、出力は40Wとなっている。
サービスの提供区域は宮城県仙台市、サービスの提供時期は2018年3月中旬の予定と案内している。
主なサービスの内容はインターネット接続サービスおよび地域公共サービスなどである。
地域公共サービスでは仙台市内の子育て関連施設などに地域BWA高度化方式を活用した独自の無線LANスポットを構築するとともに、スマートフォン向けに子育て支援関連のアプリケーションやパソコン向けに子育て情報配信サイトを提供するという。
なお、Andexは宮城県仙台市に本社を置く企業で、宮城県内ではAndexが初めて地域BWA高度化方式の無線局免許を取得した。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。