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インドにおける2017年Q4のフィーチャーフォン出荷シェアが判明、Jioが1位に



香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchはインドにおける2017年第4四半期および2017年通年のフィーチャーフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。

メーカーおよびブランド別の占有率が公開されている。

2017年第4四半期はJioブランドを展開するインドのReliance Jio Infocommが1位で、占有率は26%となった。

Reliance Jio Infocommはインドの移動体通信事業者(MNO)で、2017年にフィーチャーフォンを発売したため、2016年は集計対象でない。

2位は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)で、占有率は前年同期比10ポイント減の15%で、Reliance Jio Infocommに首位の座を明け渡した。

3位はインドのMicromax Informaticsで、占有率は前年同期と変わらず9%を維持した。

4位は itelブランドを展開する中国のTRANSSION HOLDINGS (深圳傳音控股)で、占有率は前年同期比4ポイント減の7%に落とした。

5位はNokiaブランドを展開するフィンランドのHMD globalで、占有率は6%となった。

HMD globalは2017年にフィーチャーフォンを発売したため、2016年は集計対象でない。

その他のメーカーおよびブランドは前年同期比18ポイント減の37%となった。

2017年通年はSamsung Electronicsが1位で、占有率は前年比1ポイント減の21%となり、減少したもののトップを維持した。

2位はTRANSSION HOLDINGS (深圳傳音控股)で、占有率は前年比7ポイント増の12%となった。

3位はReliance Jio Infocommで、占有率は11%である。

4位はMicromax Informaticsで、占有率は前年比2ポイント減の9%となり、減少したもののインドのLava Internationalを抜いた。

5位はLava Internationalで、占有率は前年比5ポイント減の7%に落とした。

その他のメーカーおよびブランドは前年比10ポイント減の40%となった。

Reliance Jio Infocommは2017年9月より低価格のフィーチャーフォンとしてJioPhoneを発売しており、JioPhoneのみで2017年通年のトップ5にも食い込んだ。

なお、インドでは2017年通年のスマートフォンとフィーチャーフォンを含めた携帯電話の出荷台数が初めて3億台を超え、そのうちフィーチャーフォンは56%を占めた。

2017年第4四半期は携帯電話の出荷台数が前年同期比37%増で、そのうちフィーチャーフォンは前年同期比55%増と大幅な増加を記録し、JioPhoneが出荷台数の増加に大きく貢献したと思われる。


Counterpoint

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