Vodafone GroupがカタールのVodafone Qatarの売却を完了
- 2018年04月04日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupは間接的に保有していたカタールの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Qatarの株式の売却を2018年3月29日付けで完了したと発表した。
Vodafone Qatarの筆頭株主はカタールのVodafone and Qatar Foundationで、Vodafone and Qatar FoundationにはVodafone Groupの全額出資子会社でオランダのVodafone EuropeおよびカタールのQatar Foundation (カタール財団)が出資しており、出資比率はそれぞれ51%と49%となっていた。
なお、Qatar Foundationはカタール政府が出資している。
Vodafone Europeは同社が保有するVodafone and Qatar Foundationの全株式を13億5,000万カタールリヤル(約394億円)でQatar Foundationに売却を完了し、これに伴いVodafone and Qatar FoundationはQatar Foundationの全額出資子会社となった。
Vodafone and Qatar FoundationによるVodafone Qatarへの出資比率は45%であり、Vodafone GroupによるVodafone Qatarへの出資比率は22.95%から資本関係の解消、Qatar FoundationによるVodafone Qatarへの出資比率は22.05%から45%となる。
Vodafone QatarとVodafone Groupは資本関係を解消したが、ブランドパートナーの契約を締結しており、Vodafone Qatarはブランドパートナーの契約に基いてVodafoneブランドを継続する。
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