台湾向けに画面一体型の指紋認証センサを搭載したvivo X21を発表
- 2018年05月03日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)の台湾支社はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「vivo X21」を台湾向けに発表した。
中国向けにはvivo X21シリーズとしてvivo X21とディスプレイ一体型の指紋認証センサを搭載したvivo X21 屏幕指紋版が発表されているが、シンガポール向けのvivo X21は中国向けのvivo X21 屏幕指紋版と同等のスマートフォンとなる。
OSにはAndroid 8.1 Oreo VersionをベースとしたFuntouch OS 4.0を採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 660 Mobile Platform (SDM660)を搭載している。
CPUはクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.28インチFHD+(1080*2280)液晶で、上部中央は切り欠きがある形状となる。
アスペクト比が19:9のディスプレイとなり、従来の16:9や18:9と比べて縦長で、フロントのディスプレイ占有率は90.3%に達する。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/850(B5)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)も利用可能で、組み合わせはCA_3C、CA_3A-7A、CA_3A-28A、CA_7C、CA_7A-8A、CA_40C、CA_41Cとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを搭載する。
Bluetooth 5.0や無線LAN (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3200mAhとなっている。
ディスプレイ一体型の指紋認証センサを搭載しており、ディスプレイを触れてロック解除を行える。
カラーバリエーションは氷鑽黒の1色展開である。
台湾では2018年5月4日に発売する予定で、価格は16,990台湾ドル(約63,000円)に設定されている。
移動体通信事業者(MNO)のChunghwa Telecom (中華電信)およびTaiwan Mobile (台湾大哥大)が取り扱うことが決まっている。
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