docomo スマートフォン MEDIAS N-04Cレポート
- 2011年02月27日
- docomo-NEC
docomoスマートフォン MEDIAS N-04C(以下、N-04C)を触ってきた。
試作機を触ったので、動作はまだ不完全なものとして見ていただけたら嬉しい。
筐体は非常に薄くて軽かった。
ワンセグアンテナはホイップ式で、上部に備えられている。
背面にはFeliCaチップも内蔵されている。
フロント部のキーは物理的なキーで、左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。
キーの位置が下過ぎるのと、キーが固いせいで押しにくく感じた。
キーを押した感触も少ない印象だった。
薄型端末だから仕方ないのかなと思いながら、UIを見てみる。
UI Tourの動画の内容はどちらもほぼ同じ。
画面ロック解除画面はカスタマイズされている。
ホーム画面は7面となっていた。
ホーム画面でタッチパネルが反応しなかったりすることはなかった。
端末情報を見てみるとモデル番号はN-04C、ファームウェアバージョンはバージョンは2.2.2、ベースバンドバージョンはM1002001、カーネルバージョンは2.6.32.9-perf ncmc@ncmc #3、ビルド番号はA1002001となっていた。
SDカードと端末情報の設定ではSDカードや端末内部メモリの容量が分かる。
日本語入力システムにはATOKを採用している。
個人的には、数字キーも常に表示されているのはとても使いやすいと思っている。
標準ブラウザを操作してみた。
マルチタッチでの操作は、ページの読み込み中は遅くなってしまうがページの読み込みを完了していればそれなりにスムーズ出来たが反応速度はあまり早くない印象だった。
端末の向きに応じて画面も回転するが、画面の切り替えが遅い印象だった。
通信環境のせいか、動画の最後の辺りはページの読み込みに時間がかかっている。
ブラウザの操作で当ブログにアクセスした際に、User Agentを取得しておいた。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.2.2; ja-jp; N-04C Build/A1002001) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
カメラのUIを見てみた。
撮影モードをクイックショットに設定すると撮影にかかる時間は短く、素早く次の写真を取ることが可能だ。
個人的には、タッチ撮影があるのも嬉しいポイントである。
撮影サイズは5M・WQHD・2M・VGAの4種類が用意されている。
ズームの操作がちょっと反応が悪かった印象。
タッチパネルは何点まで検知可能か試してみた。
5点まで検知可能であった。
動画にはないが、6点目を触っても反応がなかった。
多点検知のテストにはDottyというアプリケーションを使用した。
各種ベンチマークで測定してみた。
まずは、システム情報から。
システム情報を書いていくのは面倒なので、動画を見てもらいたい。
Quadrant Standard Editionにて性能測定をした。
フォーカスが合わなかったので結果が見えにくいかも。
スコアは914だった。
Linpack for Androidでも性能測定をしてみた。
複数回測定したが、MFLOPSは20~21くらいだった。
システム情報のFingerprintは下記の通り。
806.4MHz DOCOMO/N-04C/N-04C/N-04C:2.2.2/A1002001/eng.20110218.043026:/release-keys
まぁ、スコアはこんなもんでしょうという感じ。
筐体は薄くてスタイリッシュな端末という印象だった。
全体的に、タッチパネルの感度はまずまずで、動作速度も極端に遅いとは感じなかった。
動作で大きな不満はないものの、快適とは言えない状態だった。
ブラウジング等でもう少しスムーズに動けば良いのになと思う部分がよくあった。
発売までにはまだ時間があるので、どれだけ良くなっているか楽しみにしておきたいところである。
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