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南アフリカのRainが5Gサービスを商用化、アフリカ初の5Gに



南アフリカの移動体通信事業者(MNO)であるRainは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

Rainの提供エリアは限定的で、5Gサービスの提供エリアはさらに限定的となるが、まずは行政首都のプレトリアや最大都市のヨハネスブルグおよびその近郊都市を5Gサービスの提供エリアとする。

具体的な整備の計画は公表していないが、5Gサービスの提供エリアはケープタウンやダーバンなど主要都市を中心に順次拡大する計画である。

5Gサービスは5G for homeとして住宅向けに固定通信用途で提供している。

データ通信容量は無制限となり、月額料金は5G for home – standardが付加価値税込で699南アフリカランド(約4,700円)、5G for home – premiumが999南アフリカランド(約6,700円)に設定されている。

通信速度は5G for home -standardが最大30Mbpsに制限されており、5G for home – premiumが最大200Mbpsとなる。

対応端末としては中国のHuawei Technologies (華為技術)製の据置型無線LANルータであるHUAWEI 5G CPE Proを取り扱う。

Rainが正規販売するHUAWEI 5G CPE ProはRainのネットワーク向けに設計および最適化されているため、他社での動作は保証していない。

5GネットワークはHuawei Technologies製の通信設備を使用して構築しており、2019年9月に5Gネットワークの試験運用を開始した。

5Gの通信方式はNR方式を採用採用しており、周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、NR BandはFR1のn78となる。

Rainはこれまで第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に準拠したLTEサービスを提供してきた。

LTEサービスはデータ通信のみ利用可能で、一人当たり10回線まで開通できるが、5Gサービスの開通は一人当たり1回線までとなっている。

これまでに南アフリカで5Gサービスを導入した移動体通信事業者はなく、南アフリカで最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者がRainとなった。

また、アフリカで5Gサービスを導入した移動体通信事業者もないため、アフリカで最初に5Gサービスを商用化したことにもなる。

Rain

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