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Viettel Group、ホアラック・ハイテクパークに新たな製造・研究開発拠点を開設へ



ベトナムの政府機関で国防省(Ministry of National Defence:MOD)が所有する国営企業であるViettel Group (軍隊工業通信グループ)はベトナムの首都・ハノイ市のホアラック地区に位置するホアラック・ハイテクパークで新たな製造拠点と研究開発拠点を開設することが分かった。

2019年11月23日にViettel Groupはベトナムの政府機関である科学技術省(Ministry of Science and Technology:MOST)の傘下組織でホアラック・ハイテクパークの管理を行うホアラック・ハイテクパーク管理委員会(Hoa Lac Hi-tech Park Management Board)と戦略的協力協定に署名したという。

Viettel Groupは2020年第1四半期に9.1ヘクタールの領域でハイテク機器の製造施設の建設を開始する。

ホアラック・ハイテクパークで建設する製造施設はハイテク機器の試験および製造を行う中心的な拠点とする計画である。

製造施設の建設に続けて、13.2ヘクタールの領域で研究開発施設の建設も行う。

新たに建設する研究開発施設は大規模な研究開発拠点とする計画で、第5世代移動通信システム(5G)やIoTなど電気通信分野の研究開発を行うほか、防衛産業の研究開発も進める。

また、戦略的協力協定に基づいて、Viettel Groupは環境管理、都市照明、駐車場、セキュリティなどスマートシティに関連するソリューションを開発し、ホアラック・ハイテクパークで試験および導入してホアラック・ハイテクパークの運営を支援する計画である。

Viettel Groupはハノイ市のトゥリエム地区に本社を置くが、これまでよりホアラック・ハイテックパークに拠点を設置しており、通信設備の製造や研究開発を行うほか、移動体通信のネットワークオペレーションセンターも運営している。

Viettel Groupとしては新たな製造施設と研究開発拠点を開設することで、ホアラック・ハイテクパークの拠点の規模を大幅に拡大することになる。

なお、Viettel Groupはベトナムやその他の複数の国で移動体通信事業を手掛けている。

ベトナムではViettel Groupを親会社とする法人格がない従属会計単位のViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupが移動体通信事業を担当しており、ベトナムでは最大手の移動体通信事業者(MNO)となっている。

ベトナム国外では子会社または関連会社を通じてカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、東ティモール(ティモール・テステ)、カメルーン、ブルンジ、タンザニア、モザンビーク、ハイチ、ペルーに参入して移動体通信事業を展開している。

Viettel Group

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