stcがサウジ・バーレーン・クウェート間で利用できるプロモーションを実施
- 2019年12月23日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者(MNO)であるSaudi Telecom CompanyとSaudi Telecom Companyの子会社でバーレーンの移動体通信事業者であるVIVA Bahrainおよびクウェートの移動体通信事業者であるKuwait Telecom Companyはブランドの刷新に伴うプロモーションを開始した。
Saudi Telecom Companyはブランド名を社名の略称であるSTCとして展開してきたが、2019年12月19日より小文字のstcにブランドを刷新しており、同時にVIVA BahrainおよびKuwait Telecom Companyはブランド名をVIVAからstcに変更している。
Saudi Telecom Companyは中東地域の主要なデジタルイネイブラーとしてパフォーマンスと役割を強化するとともに、中東地域で最も価値があるブランドに成長することを目指してブランドを刷新したという。
また、Saudi Telecom Companyが移動体通信事業で参入するサウジアラビア、バーレーン、クウェートにおけるブランドをstcに統一することになった。
stcの始まりを祝福する一環としてプロモーションを期間限定で実施しており、サウジアラビア、バーレーン、クウェートの各国内で利用できる10GBのデータ通信、Saudi Telecom Company、VIVA Bahrain、Kuwait Telecom Companyの電話番号間における100分の国際電話を付与するほか、サウジアラビア、バーレーン、クウェートにおけるデータローミングの追加費用を免除する。
なお、データローミングの追加費用の免除は所定のデータパッケージからデータ通信利用分が差し引かれるため、ローミング向けのパッケージに加入しなくともサウジアラビア、バーレーン、クウェートの間では追加費用なしで加入国と同様にデータ通信を利用できることになる。
有効期限はいずれも2019年12月19日から2019年12月25日までとなっている。
適用できる対象のプランは指定されており、Saudi Telecom Company、VIVA Bahrain、Kuwait Telecom Companyでそれぞれ条件が異なる場合がある。
なお、サウジアラビアではSaudi Telecom Companyのmofawtarプランおよび一部を除くsawaプランに加入することが適用の条件に指定されており、対象のプランであれば10GBのデータ通信の付与とデータローミングの追加費用の免除は自動的に適用される。
100分の国際電話はSMSで900宛にxxxxと送信して申し込めるが、筆者は2019年12月19日にサウジアラビアに入国して同日にSaudi Telecom CompanyのsawaプランのSIMカードを購入したところ、申告しなくとも店員が申し込んでくれていた。
参考までに、Saudi Telecom Companyによる持分比率はVIVA Bahrainが100%、Kuwait Telecom Companyが51.8%である。
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