Xperiaの2020年モデルSony PM-1291-BVがFCC通過、低価格スマホか
- 2020年01月11日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のLTE/W-CDMA/GSM端末「PM-1291-BV」が2020年1月7日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはPY7-50352P。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/850(B5) MHz, W-CDMA 1900(II)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCなどの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/nに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
PM-1291-BVは未発表端末のType Numberである。
Sony Mobile Communicationsが2020年に発売するXperiaシリーズのスマートフォンとなる見込み。
FCCで公開された資料から、下りはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応することが判明しており、FCCで認証を受けたLTE Bandにおけるキャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_7CおよびCA_7A-7Aとなる。
また、製造は中国のDongguan Huabei Electronic Technology (東莞華貝電子科技)に外部委託している。
Sonyの完全子会社であるSony Mobile Communicationsはフラッグシップを含めた中高価格帯のスマートフォンはタイのSony Technology (Thailand)の工場で製造を行う。
Sony Technology (Thailand)はSonyの完全子会社であり、Sony Technology (Thailand)の工場は実質的にSonyの自社工場となる。
PM-1291-BVは中価格帯でも対応機種が増加傾向にある無線LAN IEEE 802.11acに非対応で、さらに製造はSony Technology (Thailand)の工場ではなく中国のDongguan Huabei Electronic Technologyに外部委託しているため、低価格帯の機種となる可能性が高いと推測している。
なお、PM-129x-BVにあたるType NumberとしてはPM-1291-BVとPM-1290-BVの存在が分かっている。
FCCではラベルと端末背面の簡易図が公開されている。
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