エリクソン、MWC Barcelona 2020の参加を中止
- 2020年02月07日
- 海外携帯電話
スウェーデンのEricssonはスペインのバルセロナで開催されるMWC Barcelona 2020への参加を取り止めると発表した。
Ericssonは中国を中心とした世界各地の状況を綿密に監視するとともに、関連するスウェーデン国内の当局および国際機関からの推奨事項を順守してきたという。
すでにEricssonでは従業員の健康と安全を確保して業務に与える影響を最小限に抑えるべく多くの予防措置を講じたことも明らかにしている。
MWC Barcelona 2020への参加に関しては内部で広範なリスク評価を実施した結果、Ericssonは従業員と顧客の安全を確保できないと判断し、MWC Barcelona 2020への参加を中止する決定を下した。
MWC Barcelona 2020に向けて作成されたコンテンツはEricsson Unboxedに合わせて展示する計画である。
EricssonはMWC Barcelona 2020の主催者であるGSM Association (GSMA)ができる限りの措置を講じていることを高く評価しているが、最大規模の出展者の1社でもあるEricssonのブースには毎日数千人もの来場者が訪れており、従業員と来場者の安全を保証できないという。
Ericssonは従業員、顧客、その他の関係者の健康と安全は最優先事項であり、軽く行った決定ではないと強調した。
また、非常に残念ではあるが、ビジネス上の最も責任ある決定はMWC Barcelona 2020への参加を中止することであると信じているともコメントしている。
主要な携帯端末メーカー、通信設備ベンダ、通信事業者としては、MWC Barcelona 2020への参加を中止する企業は韓国のLG Electronicsに続いて2社目となる。
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