AQUOS R5G SHG01にau 5Gの通信速度を高速化するアップデートを開始

KDDIはSHARP製のスマートフォン「AQUOS R5G SHG01」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。

2020年8月18日よりAQUOS R5G SHG01に対して新たなソフトウェアのアップデートを実施している。

主な更新内容には通信速度の向上およびセキュリティ機能の改善が含まれている。

ソフトウェアのアップデートは本体単体で実施できる。

目安の所要時間は約15分と案内しており、アップデートファイルの容量は約390MBである。

正常にソフトウェアのアップデートが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号は01.00.08となる。

通信速度の向上に関しては、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が提供するau 5Gの通信速度が下り最大2.8Gbpsから下り最大3.4Gbpsに高速化する。

なお、au 5GはLTE方式と連携して動作するNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成に準拠しており、NR方式とLTE方式で同時通信を行うE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用時の通信速度をau 5Gの通信速度として公表している。

au 5Gを商用化した当初の通信速度は下り最大2.8Gbps/上り最大183Mbpsであるが、AQUOS R5G SHG01では発売後にソフトウェアのアップデートを通じて下り最大3.4Gbpsに対応することを事前に案内していた。

AQUOS R5G SHG01は2020年8月18日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを通じて下り最大3.4Gbpsに対応したことになる。

下り最大3.4Gbpsは理論値であるため、実際の通信速度は通信環境によって異なる。

また、下り最大3.4Gbpsに対応したau 5Gのエリアは埼玉県と広島県の一部地域となり、ほかのau 5Gのエリアでは通信速度の理論値は3.4Gbps未満である。

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