au向けスマホGRATINA KYV48となるEB1017がFCC通過
- 2020年08月21日
- KDDI-KYOCERA
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのKYOCERA (京セラ)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「EB1017」が2020年8月19日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1017。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 700(B17) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯の無線LANも利用できる。
EB1017はGRATINA KYV48のメーカー型番に該当すると考えられる。
FCCの資料では本体サイズ(長さ×幅×厚さ)が約153.0×73.0×8.9mmと記載されており、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが公表したGRATINA KYV48の本体サイズと一致するため、これがGRATINA KYV48のメーカー型番と考える主な理由である。
また、EB1017はTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を2020年3月26日付けで通過しており、日本国内ではモバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B18) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzを利用できることが判明している。
電波法に基づく工事設計認証で受けた通信方式および周波数からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けであることも分かる。
そのため、EB1017はGRATINA KYV48のメーカー型番で間違いないと考えられる。
GRATINA KYV48はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneより正式に発表されている。
GRATINAシリーズでは最初のスマートフォンとなり、auのラインナップで2020年9月上旬に発売する予定である。
KYOCERAはGRATINA KYV48をJAPAN MADEの製品と説明しており、企画から設計、開発、試験、製造、サポートまで一貫して日本国内で実施するという。
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