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マカオにおける10月時点の携帯電話加入件数が判明、3Gは5万件を下回る



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を管轄する郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2020年10月末時点の電気通信分野の統計資料を発表した。

これにより、マカオ特別行政区における2020年10月末時点の携帯電話サービスの加入件数が判明している。

携帯電話サービスの加入件数の総数は1,654,320件となった。

前月末の1,667,259件から減少したことが分かる。

2020年9月は前月比で9ヶ月ぶりに増加を記録したが、2020年10月は再び減少に転じたことになる。

なお、マカオ特別行政区の人口は2020年9月末時点の統計情報では約682,800人であるため、おおよその単純計算の人口普及率は約242.28%である。

契約種別の内訳も公表しており、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は33,733件、3Gのプリペイド回線は15,824件、LTEのポストペイド回線は796,298件、LTEのプリペイド回線は808,465件となった。

3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式を利用できる回線で、LTEはLTE方式を利用できる回線となる。

統計資料ではLTE方式を利用できる回線を第4世代移動通信システム(4G)ではなくLTEと表記するため、統計資料と同様の表記を採用している。

また、携帯電話サービスの加入件数の総数のうち支払方式別ではポストペイド回線が830,031件で約50.17%、プリペイド回線が824,289件で約49.83%で、通信方式別では3Gが49,557件で約3.00%、LTEが1,604,763件で約97.00%である。

マカオ特別行政区では携帯電話サービスを開始してから2005年10月まではポストペイド回線の方が多い状況が続いたが、自動販売機を通じたプリペイドSIMカードの販売などを積極的に推進し、2005年11月以降はプリペイド回線の方が多い状況となっていた。

しかし、昨今の渡航制限などを受けてプリペイドSIMカードの販売の需要が大幅に低下し、その結果として約15年ぶりにポストペイド回線が上回ることになった。

3Gは加入件数の減少に転じてから初めて50,000件を下回り、LTEへの移行が進んでいる。

なお、マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)はCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))で、この4社が集計の対象となっている。

郵電局

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