MediaTekがHelio G96とHelio G88を発表
- 2021年07月18日
- その他モバイル端末
台湾のMediaTek (聯発科技)は携帯端末向けチップセット「MediaTek Helio G96」および「MediaTek Helio G88」を発表した。
スマートフォンをはじめとした携帯端末向けに開発したチップセットである。
MediaTek Helio G96は64bitに対応したオクタコアのCPUを搭載する。
CPUはデュアルコアのArm Cortex-A76とヘキサコアのArm Cortex-A55で構成されている。
CPUの動作周波数は最大で2.05GHzとなる。
GPUはArm Mali-G57 MC2を搭載している。
ディスプレイは解像度がFHD+(2520*1080)まで対応し、リフレッシュレートが最大120Hzとなっている。
カメラの解像度は最大で約1億800万画素のシングルカメラまたは約1600万画素と約1600万画素のデュアルカメラとなる。
Bluetooth 5.2および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)も利用できる。
マルチモード通信モデムを統合しており、通信方式はLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式はキャリアアグリゲーション(CA)、256QAM、4×4 MIMO、LTE方式で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)などの実装が可能となる。
MediaTek Helio G88は64bitに対応したオクタコアのCPUを搭載している。
CPUはデュアルコアのArm Cortex-A75とヘキサコアのArm Cortex-A55で構成される。
CPUの動作周波数は最大で2.0GHzとなっている。
GPUはArm Mali-G52 MC2を搭載する。
ディスプレイは解像度がFHD+(2520*1080)まで対応しており、リフレッシュレートが最大90Hzである。
カメラの解像度は最大で約6400万画素のシングルカメラまたは約1600万画素と約1600万画素のデュアルカメラとなる。
Bluetooth 5.0および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)も利用できる。
マルチモード通信モデムを統合しており、通信方式はLTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM方式に対応している。
4GのLTE方式はCAやVoLTEなどの実装が可能である。
主に中価格帯の4Gのスマートフォンで採用することになると思われる。
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