NTTドコモ、機種別の4G向け周波数の5Gエリア一覧を案内
- 2022年09月27日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは公式ウェブサイトで機種別の第4世代移動通信システム(4G)向け周波数を使用した第5世代移動通信システム(5G)のエリアを案内した。
NTT DOCOMOは公式ウェブサイトでエリアマップを公開しており、700MHz帯、3.4GHz帯、3.5GHz帯のいずれかを使用した5Gエリア、3.7GHz帯もしくは4.5GHz帯の5Gエリア、28GHz帯の5Gエリアの3種類で色を分けて表示している。
なお、3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯は5G向け周波数で、広い帯域幅で高速通信を実現できるため、瞬速5Gとして展開している。
700MHz帯、3.4GHz帯、3.5GHz帯は4G向け周波数を使用した5Gとなるため、通信速度は4Gと同等となる場合がある。
3.7GHz帯と4.5GHz帯はNTT DOCOMOが発売した5Gの製品は全機種が対応しており、いずれも帯域幅や1搬送波あたりの通信速度は同一であるため、エリアマップでは同一の色で表示しても特に問題ないと考えられる。
28GHz帯は単独で表示しているため、さらに言及する必要ない。
一方、700MHz帯、3.4GHz帯、3.5GHz帯は同一の色で表示するが、それぞれ機種に応じて対応状況が大きく異なる。
そのため、NTT DOCOMOは4G向け周波数を使用した5Gに関しては機種別のエリアとして機種グループ単位でエリアの一覧を掲載することになった。
機種グループは対応周波数の組み合わせに応じて設定している。
5G向け周波数は機種グループの分類で考慮していないため、5G向け周波数を除いて表記すると、1が700MHz帯、3.4~3.5GHz帯、3.5GHz帯に対応、2が700MHz帯と3.5GHz帯に対応、3が3.4~3.5GHz帯と3.5GHz帯に対応、4が3.5GHz帯に対応、5が3.4~3.5GHz帯に対応、6がすべて非対応となる。
なお、3.4~3.5GHz帯はエリアマップにおける3.4GHz帯を意味する。
NTT DOCOMOは機種ごとの対応周波数帯一覧も公開しているため、機種グループと対応周波数帯一覧を照らし合わせることで、各機種の機種グループおよび5Gエリアの特定が可能である。
機種別の5Gエリアおよび機種グループ、対応周波数帯一覧はエリアマップのページで凡例の項目から確認できる。
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