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楽天モバイル、2023年Q2の契約数や人口カバー率などが判明



Rakuten Group (楽天グループ)は2023年(2023年12月期)第2四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)の業績も発表した。

Rakuten Mobileの2023年6月30日に終了した3か月間となる2023年第2四半期の売上高は前年同期比13.3%増の522億3,800万円、営業損失は前年同期比32.0%減の789億1,900万円となった。

売上高の内訳と占有率は移動体通信事業者(MNO)として行う携帯通信事業が282億8,000万円で54.1%、仮想移動体通信事業者(MVNO)として行う携帯通信事業が31億6,100万円で6.1%、端末販売が119億2,600万円で22.8%、その他が88億7,200万円で17.0%である。

ARPUは移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比57.8%増の2,010円、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比5.9%減の2,330円となっている。

移動体通信事業者として行う携帯通信事業のARPUは2023年第2四半期に初めて2,000円を超えた。

解約率は移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比3.1ポイント減の2.4%である。

契約数は移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比1.1%増の481万件、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業が前年同期比31.8%減の43万件となった。

契約数の合計は前年同期比2.8%減の524万件で、移動体通信事業者として行う携帯通信事業が91.8%、仮想移動体通信事業者として行う携帯通信事業が8.2%を占めている。

郵便局店を含めた販売店数は前年同期比15.1%減の1,047店舗で、前期比では変動がない。

屋外基地局数は第4世代移動通信システム(4G)が前年同期比22.7%増の58,343局、3.7GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)が前年同期比65.8%増の10,129局である。

3.7GHz帯の5Gは2023年第2四半期に10,000局を超えた。

4Gの人口カバー率は前年同期比1.1ポイント増の98.7%となった。

なお、Rakuten Mobileは無線方式として4GのLTE方式および5GのNR方式を導入しており、NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はアンカーバンドのLTE方式に常時接続が必須なノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

5Gは4Gのカバレッジ内で利用できるため、Rakuten Mobileとしての人口カバー率は4Gの人口カバー率と同一である。

Rakuten Group

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