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シンガポールのM1、5G人口カバー率が99%超に



シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるM1 (第一通)は第5世代移動通信システム(5G)の人口カバー率が99%を超えたことを公表した。

2024年2月に屋外の5Gの人口カバー率が99%を超えたという。

これまでに、屋外の5Gの人口カバー率は2021年7月に50%、2021年12月に70%まで達しており、2022年12月には95%を超えたことが分かっていた。

シンガポールの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信メディア開発庁(Infocomm Media Development Authority:IMDA)は5Gの人口カバー率の目標として2022年12月までに屋外で50%と定めていた。

そのため、M1は情報通信メディア開発庁が定めた目標を早期に上回るペースで5Gの整備を進めてきたことになる。

なお、M1は5G向け周波数として3.5GHz帯と28GHz帯を取得したが、3.5GHz帯と既存の周波数である2.1GHz帯で5Gを展開している。

28GHz帯は単独で取得したが、3.5GHz帯はシンガポールのStarHub (星和)の完全子会社で同国の移動体通信事業者であるStarHub Mobile (星和移動)と共同で取得したため、3.5GHz帯の5GはStarHub Mobileと共同で整備することになった。

迅速な5Gの整備と効率化を考慮して複数の周波数で同時に5Gを整備することでもStarHub Mobileと合意したため、共同で取得した周波数ではないが、2.1GHz帯の5Gも共同で整備する対象となった。

28GHz帯はカバレッジの確保が困難で、シンガポールでは28GHz帯の5Gに対応した端末が正規に流通していないため、当面は2.1GHz帯と3.5GHz帯で5Gを展開する。

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