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マカオの中国電信(澳門)、5G向けに700MHz帯を取得



マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (Macau) (中国電信(澳門))は第5世代移動通信システム(5G)向け周波数を追加で取得したことが分かった。

マカオ特別行政区ではマカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)が周波数の割当などを行う。

郵電局が開示した周波数の割当に係る情報を参照すると、China Telecom (Macau)は2024年3月7日までに新たに700MHz帯の割当を受けた。

周波数の割当時には導入できる無線方式を指定しており、700MHz帯では5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式の導入を認めている。

事実上、700MHz帯は5G向け周波数となる。

これまでに、5G向け周波数として2.1GHz帯、3.5GHz帯、4.7GHz帯も取得しているため、China Telecom (Macau)としては5G向け周波数を追加で取得したことになる。

周波数範囲は703~723MHzおよび758~778MHzである。

NR BandはFR1のn28として運用できる。

屋内や山間部でカバレッジを確保するために700MHz帯を活用すると思われる。

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