NTTドコモ、スペインを5G国際ローミングの対象に追加
NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象の国および地域を追加したことが分かった。
NTT DOCOMOは同社が提供する国際ローミングのWORLD WINGのデータ通信で第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングを2022年7月15日より提供している。
5G国際ローミングの対象となる国および地域は順次拡大しており、2025年1月20日付けで新たにスペイン、カナリア諸島、スペイン領北アフリカが追加された。
対象の移動体通信事業者(MNO)はいずれもMovistarとして携帯通信事業を行うTelefonica Moviles Espanaとなっている。
カナリア諸島は大西洋に位置するスペイン領の群島で、カナリア諸島自治州を構成している。
スペイン領北アフリカはアフリカ大陸の北部に位置するセウタ市およびメリリャ市が含まれる。
セウタ市およびメリリャ市はスペインの自治州に準ずる自治政府市の地位を有する。
一般にカナリア諸島およびスペイン領北アフリカは地理的にはスペイン本土とみなされない。
NTT DOCOMOもスペイン、カナリア諸島、スペイン領北アフリカとして個別に記載しているが、カナリア諸島およびスペイン領北アフリカではスペイン本土と同一の免許人が移動体通信事業者として携帯通信事業を行う。
そのため、携帯通信ではカナリア諸島およびスペイン領北アフリカもスペイン本土と同一の扱いとなる。
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