Telia Companyが音響機器のMarshall Groupを売却へ、携帯通信事業に集中

Tweet

スウェーデンのTelia Companyは音響機器などを展開するスウェーデンのMarshall Groupの株式を売却すると発表した。

Telia CompanyはMarshall Groupの株式の9.6%を1億100万ユーロ(約165億6,350万円)で中国を拠点とする香港特別行政区のHongShan Capital (Hong Kong) (紅杉中国(香港))に売却することでHongShan Capital (Hong Kong)と契約を締結したという。

Marshall Groupの株式の売却は2025年第2四半期に完了する予定である。

Marshall Groupは旧社名がZound Industries Internationalで、2023年に英国(イギリス)のMarshall Amplificationと合併して社名をMarshall Groupに変更した経緯がある。

Telia Companyは2014年からZound Industries Internationalに出資しており、Marshall Amplificationと合併およびMarshall Groupに社名を変更後も株式の保有を継続していた。

しかし、北欧およびバルト諸国の主力事業に焦点を当てるためにMarshall Groupの株式を売却することになった。

北欧およびバルト諸国の主力事業は携帯通信事業を中心とする電気通信事業を意味する。

北欧のスウェーデン、フィンランド、ノルウェーでは連結子会社、バルト諸国のリトアニアおよびエストニアでも連結子会社、ラトビアでは関連会社を通じて移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

事実上、Telia Companyは携帯通信事業に集中することになる。