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新型Apple Watch、楽天モバイルの5G非対応に対応バンド問題が存在



米国(アメリカ)のApple製のスマートウォッチ「Apple Watch Series 11」、「Apple Watch SE 3」、「Apple Watch Ultra 3」のGPS + Cellularモデルは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を実装した。

いずれもNR方式は無線アクセスネットワーク(RAN)構成がスタンドアローン(SA)構成の場合に利用できる。

世界の一部の携帯電話事業者でNR方式に対応しており、日本の携帯電話事業者ではNTT DOCOMO、KDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)、SoftBank Corp.でNR方式に対応している。

日本の携帯電話事業者としては唯一、Rakuten Mobile (楽天モバイル)ではNR方式を利用できないが、対応周波数の問題が存在することが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の電波利用ポータルで各機種の電波法に基づく工事設計認証に係る情報が公開されたことで、各機種の日本国内におけるNR方式の対応周波数が判明した。

いずれもNR方式はFR1のFDDのn1/n3/n28およびFR1のTDDのn40/n41を利用できる。

他方、Rakuten MobileではNR方式はFR1のTDDのn77およびFR2-1のTDDのn257を運用している。

Rakuten MobileはNR方式を第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、SA構成を商用化していないが、仮にSA構成を商用化しても端末側がn77やn257を実装していない。

そのため、RAN構成以前にそもそも対応周波数の問題が存在することになる。

Rakuten Mobileが割当を受けた周波数では1.7GHz帯でn3を導入およびSA構成で運用する場合には対応できる。

総務省

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