Apple Watch Series 11など新型Apple Watchの国内対応バンドが判明
- 2025年10月07日
- Apple関連

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は同省が運営する電波利用ポータルで電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
米国(アメリカ)のApple製のNR/LTE端末「A3335又はA3452」、「A3337又はA3453」、「A3326又はA3327」、「A3328又はA3329」、「A3281又はA3282」が2025年9月9日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。
それぞれApple Watch Series 11のGPS + Cellularモデルの42mm、46mm、Apple Watch SE 3のGPS + Cellularモデルの40mm、44mm、Apple Watch Ultra 3の型番に該当する。
工事設計認証で受けた周波数から日本国内で対応する携帯通信網の周波数を特定できる。
いずれも日本国内では携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n40/n41, LTE (FDD) B1/B3/B8/B18/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B39/B41に対応する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にも対応しているが、帯域幅は最大で20MHz幅となっている。
NTT DOCOMOの携帯通信サービスではn1/n28, B1/B3/B19/B28、KDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)の携帯通信サービスではn3/n28, n40/n41, B1/B3/B18/B26/B28, B41、SoftBank Corp.の携帯通信サービスではn1/n3/n28, n41, B1/B3/B8/B28, B41、Rakuten Mobile (楽天モバイル)の携帯通信サービスでは基本的にB3/B18/B26/B28を利用できると思われる。
なお、Rakuten Mobileの携帯通信サービスにはRakuten Mobileが整備する楽天回線とKDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが整備するパートナー回線が含まれる。
楽天回線ではB3/B28、パートナー回線では基本的にB18/B26を利用することになる。
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