台湾の2Gから4Gへのアップグレードプログラム、達成率が90%を超える
- 2016年05月24日
- 海外携帯電話
台湾の行政機関で電気通信事業などを管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は2G(第2世代移動通信システム)から4G(第4世代移動通信システム)へのアップグレードプログラムの進捗状況を公開しているが、達成率が90%を超えたことが分かった。
国家通訊伝播委員会の施策により、GSM方式の2G契約からLTE方式の4G契約へのアップグレードを加速する目的で、各移動体通信事業者は2Gから4Gへのアップグレードを促進するためのプログラムを実施している。
元の2G契約は522,000件となっており、2015年11月17日時点では582件がアップグレードを実施して達成率は0.11%、2015年11月末時点では51,931件がアップグレードを完了して達成率は9.95%、2015年12月末時点では179,426件がアップグレードを完了して達成率は34.37%、2016年1月末時点では252,692件がアップグレードを完了して達成率は48.41%、2016年2月末時点では336,210件がアップグレードを完了して達成率は64.41%、2016年3月末時点では375,345件がアップグレードを完了して達成率は71.91%、2016年4月末時点では418,798件がアップグレードを完了して達成率は80.23%、2016年5月23日には470,505件がアップグレードを完了して達成率は90.14%となり、達成率が90%を突破した。
2016年5月3日には2G契約数が10万件を下回っており、2016年5月23日の時点で残りの2G契約数が51,495件となっている。
なお、台湾ではChunghwa Telecom(中華電信)、Taiwan Mobile(台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications(遠傳電信)が2GとしてGSM方式のサービスを提供し、Chunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far Eastone Telecommunications、Asia Pacific Telecom (亞太電信)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)が4GとしてLTE方式のサービスを提供している。
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