ちゅピCOMふれあいが地域BWA高度化方式の免許を取得、AXGP方式を採用
- 2017年03月02日
- Regional BWA
総務省中国総合通信局は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式について、ちゅピCOMふれあいに対して2017年3月1日付けで無線局免許を交付した。
地域BWAの制度に関しては2014年10月の制度改正によって、従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWA高度化方式の追加導入が認められ、地域BWA高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式およびWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(以下、WiMAX R2.1 AE方式)の運用が可能となった。
地域BWA高度化方式は日本全国で導入が進んでいるが、中国総合通信局管内における導入は初となる。
ちゅピCOMふれあいは2017年3月末より地域BWA高度化方式によるサービスを開始する計画で、通信方式はAXGP方式を採用している。
基地局数は3局、対象区域は広島県広島市の中区および安佐北区の一部となり、基地局は順次増設して対象区域を拡大する方針である。
サービス内容は一般向けが無線ブロードバンドサービス、自治体向けが河川監視カメラによる映像提供や公共施設における無線LANの提供などとなっている。
なお、ちゅピCOMふれあいは広島県広島市に本社を置く企業である。
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