サムスン電子、Galaxy Note7の再生品を発売する方針と発表
- 2017年03月28日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsはスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」に関する公式声明を発表した。
公式声明では販売中止により回収されたSamsung Galaxy Note7の処理に関して3つの方法を講じると告知している。
第一に、再生品として販売もしくはレンタルで活用するという。
再生品として販売を行うためには、販売する各国の規制当局や移動体通信事業者などとの協議が必要であり、市場の需要を考慮して販売する市場や時期を決定する予定とのことである。
その他、再生品に関して具体的な情報は開示していないが、問題のある電池パックを安全な電池パックに交換して再生品として販売する見通し。
第二に、再生品やレンタルとして活用しない個体に関しては、再利用可能な部品を取り出して部品単体で再販するという。
再利用可能な半導体やカメラモジュールなどを取り出し、専門業者を通じて試験用途などで再販する計画とのことである。
第三に、金属などを抽出して環境に優しい方法で処理するという。
金、銀、銅、ニッケル、その他の希少金属(レアメタル)を抽出後、リサイクル業者を通じて環境に配慮した方法で処理するとのことで、Samsung Electronicsは欧州連合(EU)の傘下機関が主管する環境に配慮した処理方法の研究などにも参加する方針を示している。
■関連記事
サムスン電子、Galaxy Note7の爆発事故は電池の欠陥が原因と発表
サムスン電子、Galaxy Note7の製造と販売を中止することで最終決定
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。