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SIMロックを解除したGalaxy S8+ SC-03JでKDDIのTD-LTE B42を利用できた



NTT DOCOMOより発売されたSamsung Electronics製のスマートフォン「Galaxy S8+ SC-03J」を発売日に購入した。

一括払いで購入したため、すぐにMy docomoのオンライン手続きでSIMロック解除を行った。

手続きは非常にシンプルで、SIMロック解除の手続きのページでSIMロック解除を行いたい端末のIMEIを入力、注意事項に同意して受付確認メールの送信先を指定、手続き内容の確認を経て注文すれば手続きは完了する。

正常に手続きが完了すればSIMロック解除コードが発行される。

SIMロック解除コードは手続きの完了画面のほかに、受付確認メールにも記載されている。

SIMロック解除を行いたい端末にNTT DOCOMO以外のSIMカードを挿入すると、SIMロック解除コードの入力画面が表示されるため、発行されたSIMロック解除コードを入力すればすぐにSIMロックを解除できる。

simlock

SIMロック解除コードの入力画面

Galaxy S8+ SC-03JはTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)に対応した世界初の商用スマートフォンのひとつ。

SIMロック解除を実施して、NTT DOCOMO以外の移動体通信事業者が運用するBand 42を試してみたかった。

早速、au VoLTEに対応したSIMカードを挿入してみると、まずはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)に接続された。

なお、ネットワーク名がUnknownと表示されたため、Name:ims、APN:ims、APN type:ims、APN protocol:IPv4/IPv6に設定したAPNを追加するとネットワーク名がKDDIとなった。

京都駅周辺を歩くこと数分、Galaxy S8+ SC-03JでKDDIのBand 42に接続できた。

b42

KDDIのBand 42に接続

事前にKDDIのBand 42を捕捉できる場所は大まかに把握していたので、あっさりとKDDIのBand 42を使えた。

NTT DOCOMOはBand 42をキャリアアグリゲーション(CA)専用としており、キャリアアグリゲーションで第二または第三の搬送波として使えるが、KDDIではBand 42の搬送波のみで利用できた。

au VoLTEに対応したSIMカードではKDDIのBand 1やBand 42のほか、UQ Communicationsが運用するTD-LTE方式の2.5GHz帯(Band 41)も使えることを確認した。

ちなみに、NTT DOCOMOのネットワークでは、大津市、草津市、京都市、大阪市でBand 42を使えた。

Band 42を含めたキャリアアグリゲーションの組み合わせは2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)がCA_3A-42A、3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)がCA_1A-42CとCA_3A-42Cを確認できた。

Galaxy S8+ SC-03Jは買ってよかったと思うし、満足度が高く楽しい。

ca3a42a

NTT DOCOMOのCA_3A-42A

ca1a42c

NTT DOCOMOのCA_1A-42C

ca3a42c

NTT DOCOMOのCA_3A-42C

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