北朝鮮で新たなECサイトとして銀波山を開設
- 2017年07月09日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)で電子商取引サイト「Unphasan (銀波山/은파산)」が新たに開設されたことが分かった。
北朝鮮の独立民間団体であるアリラン協会(아리랑협회)が運営するオンラインメディアのアリラン・メアリ(아리랑 메아리)を通じて報じられており、北朝鮮のKorea Unphasan IT Exchange Company (朝鮮銀波山情報技術交流所/조선은파산정보기술교류소)が新たにUnphasanを開設したと伝えられている。
Unphasanはパソコンやスマートフォンを含めた携帯電話でイントラネットにアクセスできる環境から利用可能と思われ、商品およびサービスの検索、予約、注文などの機能を備えており、支払方法は電子決済または配達時の支払いを受け付ける。
北朝鮮ではNarae (ナレ/나래)、Chonsong (全盛/전성)、Sonbong (先鋒/선봉)などの電子決済カードが発行されており、電子決済はこれらの電子決済カードを利用する模様である。
高まる電子商取引の需要に応えるとともに、電子商取引の活性化と知識経済の多角化を積極的に推進する目的でUnphasanを開設したと説明している。
北朝鮮ではスマートフォンの利用者が増えており、それに伴って電子商取引の需要も高まる傾向にあると考えられる。
実際、北朝鮮ではUnphasanのほかManmulsang (万物商/만물상)やOkryu (玉流/옥류)など複数の電子商取引サイトが運営されており、北朝鮮の人々から人気を集めている。
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