クアルコム、ブロードコムによる買収提案を拒否
- 2017年11月13日
- その他モバイル端末
米国のQualcommはBroadcomによる非友好的な買収の提案を全面的に拒否したと発表した。
Qualcommの取締役会は全会一致でBroadcomによる買収の提案を拒否したという。
拒否した背景にも言及し、Qualcommが有する移動体通信技術の先導性や将来の成長予測を考慮すると、Broadcomの提案はQualcommを極めて過小評価しており、Qualcommの株主にとって最善の利益ではないと説明している。
なお、Broadcomは2017年11月6日付けでQualcommに買収を提案しており、1株あたり70米ドル(約7,900円)、うち60米ドル(約6,800円)を現金、10米ドル(約1,100円)をBroadcomの株式で支払うと提案した。
2017年11月2日のQualcommの株価の終値に28%のプレミアムを上乗せした水準での提案となり、純債務の引き継ぎも含めると取引総額は1,300億米ドル(約14兆7,325億円)となっていた。
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