韓国のKTが軍の戦術情報通信システムの改善を支援
- 2018年01月23日
- 海外携帯電話
韓国(南朝鮮)の移動体通信事業者(MNO)であるKTは韓国軍の戦術情報通信システム(Tactical Information Communication Network:以下、TICN)の構築事業に参画し、TICNの改善を支援したと発表した。
KTによるとTICNにKTの移動基地局用無線網設計ツールを適用したという。
これにより、軍の作戦車両に搭載された移動基地局と無線バックホールを通じて、様々な状況下でシームレスに音声通話とデータ通信の利用が可能になるとのことである。
KTが保有する無線網の設計ノウハウと技術を活用しており、TICNの円滑な運用と無線品質の向上に貢献し、KTの移動体通信網技術の優秀性を立証したとアピールしている。
なお、TICNの構築事業は韓国の政府機関である国防部(Ministry of National Defense:MND)の傘下で研究機関として機能する国防科学研究所(Agency for Defense Development:ADD)が主管する5兆韓国ウォン(約5,150億円)規模の事業で、KTは過去にもシステム開発や運用試験などでTICNに参画していた。
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