スマホ向けチップセットSamsung Exynos 7 Series 9610を発表
- 2018年03月23日
- その他モバイル端末
韓国(南朝鮮)のSamsung Electronics (サムスン電子)はモバイル端末向けチップセット「Samsung Exynos 7 Series 9610」を発表した。
10nm FinFETプロセス技術を採用したチップセットである。
CPUはクアッドコアのARM Cortex-A73とクアッドコアのARM Cortex-A53で構成されており、合計でオクタコアとなる。
CPUの動作周波数はARM Cortex-A73が最大2.3GHz、ARM Cortex-A53が最大1.6GHzとなっている。
GPUはARM Mali-G72を搭載している。
ディスプレイの解像度は最大でWQXGA(2560*1600)となる。
ディープラーニング技術をベースとした画像処理ソリューションを搭載するほか、FHD(1920*1080)で480fpsのスローモーション撮影を利用できる。
システムメモリはLPDDR4x、内蔵ストレージはUFS 2.1やeMMC 5.1に対応する。
高速な通信を実現する通信モデムが統合されている。
LTE DL Category 12およびLTE UL Category 13に対応し、下りはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)および256QAM、上りはCAおよび64QAMを利用可能で、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 acにも対応している。
Samsung Exynos 7 Series 9610は2018年後半に量産を開始する予定である。
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