HTCが2018年6月の月間売上高を発表、直近13年半で過去2番目の低水準
- 2018年07月06日
- 海外携帯電話
台湾のHTC (宏達国際電子)は2018年7月6日付けで2018年6月の月間売上高を発表した。
2018年6月の月間売上高は前年同期比67.64%減、前月比8.81%増の22億3,000万台湾ドル(約80億8,934万円)となった。
月間売上高はHTCが公式ウェブサイトを通じて公開している2005年以降の直近13年半では過去2番目の低水準を記録した。
2005年1月以降に月間売上高が30億台湾ドル(約108億8,252万円)を下回った月は2018年2月、2018年3月、2018年4月、2018年5月に続いて5度目となる。
また、最低記録は下から2018年4月、2018年6月、2018年5月となり、2018年第2四半期に集中していることから、HTCの業績に改善は見られず、むしろ悪化していると考えられる。
全盛期の2011年9月には月間売上高が453億8,800万台湾ドル(約1,646億4,526万円)に達したが、2018年6月の月間売上高はピークのわずか4.9%にとどまる。
また、2018年6月までの2018年の累計売上高は前年同期比49.25%減の155億6,300万台湾ドル(約564億5,138万円)となった。
業績の悪化はスマートフォンの販売不振が大きく影響しており、HTCは製造部門で2018年9月までに大規模な人員削減を実施する。
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