マレーシアのMaxisが2018年Q2の業績を発表
- 2018年08月03日
- 海外携帯電話
マレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxisは2018年第2四半期の業績を発表した。
2018年第2四半期の連結売上高は前年同期比3.8%減の22億4,600万マレーシアリンギット(約622億円)、EBITDAは前年同期比12.1%減の9億8,900万マレーシアリンギット(約274億円)、EBITDAマージンは前年同期比5.3ポイント減の49.1%、株主に帰属する当期純利益は前年同期比16.4%減の4億7,800万マレーシアリンギット(約132億円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したことになる。
連結売上高のうち移動体通信事業の売上高は18億6,300万マレーシアリンギット(約516億円)、うちポストペイド契約の売上高は10億900万マレーシアリンギット(約280億円)、プリペイド契約の売上高は8億5,400万マレーシアリンギット(約237億円)となり、それぞれ連結売上高に占める比率は82.9%、44.9%、38.0%である。
2018年第2四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が前四半期末から増加して301万9,000件、音声通話契約のプリペイド契約が前四半期末から減少して771万6,000件、データ通信専用契約が前四半期末から減少して15万6,000件、合計は前四半期末から増加して1,089万1,000件となった。
合計の加入件数は11四半期連続で減少していたが、2018年第2四半期は増加に転じた。
データ通信の加入件数は820万件となり、データ通信の加入率は75.3%と分かる。
また、データ通信の加入回線のうち月間平均データ通信量はポストペイド契約が11.17GB、プリペイド契約が8.20GB、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が9.08GBとなった。
マレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が94マレーシアリンギット(約2,604円)、プリペイド契約が37マレーシアリンギット(約1,025円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が53マレーシアリンギット(約1,468円)となった。
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