米国携帯電話4位のT-Mobile USAと同5位のMetro PCSが統合
- 2012年10月03日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USAは同じく米国の移動体通信事業者であるMetro PCSと統合すると発表した。
契約数が米国で第4位のT-Mobile USAは約3320万の契約数であるが、Apple製のiPhoneを取り扱えないことも災いし、大幅な契約数の減少に悩まされている。
過去の8四半期では契約数は約276万も減少しているとのことだ。
第5位のMetro PCSはプリペイド契約を中心に、約930万の契約者数となっている。
T-Mobile USAとMetroPCSが統合されることによって契約数は約4250万となり、第3位であるSprint Nextelの約5500万を脅かす存在となる。
3G方式はT-Mobile USAがW-CDMA方式で、Metro PCSがCDMA2000方式となっており、両社の間で通信方式が異なっている。
しかし、次世代の4G方式ではT-Mobile USAはLTE方式を採用する予定で、Metro PCSは既にLTE方式でサービスを開始している。
T-Mobile USAとMetro PCSは共にAWSを多く保有しており、T-Mobile USAはAWSでLTE方式を開始する予定である。
Metro PCSにつていはAWSを含めた複数のバンドでLTE方式サービスを開始している。
今回の統合ではAWSを使用してLTE方式のサービスを提供することで、優位な立場を狙う考えもあるのかもしれない。
・T-Mobile USA
http://newsroom.t-mobile.com/articles/t-mobile-metropcs-combine
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