koryolinkに出資するOrascom Investment Holdingが2018年前半の業績を発表
エジプトのOrascom Investment Holding (OIH)は2018年上半期の業績を発表した。
2018年上半期の連結売上高は前年同期比14.9%増の8億2,350万エジプトポンド(約51億49万円)、当期純損益は前年同期比139.3%減の1億4,120万エジプトポンド(約8億7,455万円)の赤字となった。
前年同期比で増収減益となり、赤字転落した。
Orascom Investment Holdingは旧社名がOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)で、2018年7月9日より新社名のOrascom Investment Holdingを有効としている。
これまでに、Orascom Investment Holdingは事業の売却などで電気通信および技術分野の事業を減らしており、電気通信および技術分野を主軸とする企業から様々な分野で投資を行う企業に生まれ変わる戦略を社名に反映させた。
Orascom Investment Holdingが継続する電気通信および技術分野における主要な事業は朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)のCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社)およびレバノンのOrascom Telecom Lebanonとなる。
北朝鮮のCHEO Technology JV CompanyはOrascom Investment Holdingによる出資比率が75%で、ブランド名をkoryolink (高麗網)として移動体通信事業を手掛ける。
レバノンのOrascom Telecom Lebanonはレバノン政府との管理契約に基づき、レバノン国有の移動体通信事業者(MNO)であるMobile Interim Company 1 (MIC1)の運営を担い、Orascom Investment Holdingによる出資比率は99.8%となっている。
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